萩市 九郎ヶ里ブログ〜田んぼと人と音楽と

道端の夜露にぬれた小さな花(接写)です。
 
朝日に輝いていました。
 
タンポポの種(飛散できなかった?)
 
稲刈りの終わった我家(萩市佐々並黒ヶ谷)の棚田です。
今年の九郎米の収穫が終わりました。
収量は例年より悪かったのですが、これからも、堆肥だけで作ることにこだわります。
 

九郎米 (5kg/2kg)

清流と寒暖差が、味の良い米を育む

昔は40数個の農家が暮らしていた黒ヶ谷集落でしたが、今では空き家が目立つようになり17戸となり深刻な限界集落になりました。ここは標高約350mの棚田で昼夜の温度差が大きく、昔からおいしいお米が取れることで知られていました。その米をもっとおいしくするために、化学肥料から堆肥にし、減農薬に取り組み「自分たちで作った物は自分たちで売る」ということで、集落の自主活動グループ「九郎ヶ里振興会」を平成22年10月に立ち上げました。
振興会では「生産から販売」までを行い、農家が自立して「集落を活性化」し、今後も活動を推進します。

24年産九郎米の収穫

堆肥だけで作った九郎米の収穫ができました。
今年は例年より収穫量が少なかったのですが、その分、おいしく出来上がりました。
順次お客様に発送しています。
 

蕎麦の花

九郎米(山口県萩市佐々並)の刈取りが終わりました。
ふと見ると、休耕田対策のために、近くの農家さんの植えた蕎麦が花をつけ、満開になりました。
 
 
 
蕎麦の花の接写です。
 
何か物悲しく思われます。私だけでしょうか?
 

稲刈り

今年もここ(萩市佐々並黒ヶ谷地区)の稲刈りが始まり、忙しい毎日です。 

 
新しい乾燥場も完成し、24年産、九郎米の出荷待ちです。
 

刈取りを待つコシヒカリ

九郎ヶ里振興会では化学肥料を使わず、堆肥だけでコシヒカリを作る取り組みをしています。
 
 
この田んぼは、8年前から堆肥だけで作っています。収穫量は多くはないのですが、おいしい米が取れるようになりました。
ここ(山口県萩市佐々並黒ヶ谷地区)は標高約350mあります。この頃、日中はまだ暑いのですが、朝晩は涼しくなりました。
この温度差が、米をおいしくしてくれるのです。
来月には刈取りが始まります。
 

萩往還 佐々並「せせらぎコンサート」のお知らせ

九郎ケ里振興会が主催する里おこしのコンサートのお知らせです。
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歴史と豊かな自然に恵まれた、ふるさと佐々並。
その空気を満喫しながら、自然の中からうまれた生の歌を、じんわり楽しむ夜。

 「山口でうまれた歌」シリーズの他、
Koto(箏)を奏でるシンガーソングライター・真依子さん(滋賀県出身)の歌も、たっぷりとお楽しみ頂きます。

また、振興会が手がけている、「佐々並うどん」等の販売も予定しています。
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日時: 9/1(土)
    開場 18:00 開演 18:30
場所: 佐々並公民館(山口県萩市佐々並2662-6)

出演:真依子http://maiko-net.com/
     落合さとこ
    さくらいじゅん
案内人:久保研二
(出演者、案内人についての簡単なプロフィールは、下記添付のパンフレット裏面参照)

前売り券(お土産「佐々並うどん」交換券付)
・大人 1500円
・中・高生/65歳以上 1000円
・小学生以下 無料(お土産なし)
当日券 上記と同じ(ただし、お土産なし)

チケット取扱、問合せ
九郎ケ里振興会 tel 0838-56-0526
           fax 0838-56-0088
猫髭うたたね舍 nekoutasha@amail.plala.or.jp
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稲穂

ここ(山口県萩市佐々並黒ヶ谷地区)では、7月の終わりになり、ようやく稲穂が出始めました。
 
 
連日30℃を過ぎている今年は異常(例年は、標高300~350mの準高冷地なので、最高でも29℃程度)です。
 

6月の収穫

梅雨になりましたが、雨の合間に玉ねぎ、ジャガイモ、らっきょうなどを収穫しました。
 
 
ここ(萩市佐々並)は標高が高いため、他所より2~3週間遅れるのですが、その分、身が締まっておいしい野菜が取れます。
 
 
漬物にする「らっきょう」です。
らっきょう(玉ねぎやにんにくと同じ仲間で、ユリ科の多年草)は、梅雨時が旬です。「食糧学会」によれば、食物繊維が21%も含まれていて、含有量は食品中1位ということです。また、古くから漢方薬の主成分としても知られ、多くの効能があるようです。
今は、どんな野菜も季節に関係なく入手できるようになりましたが、旬の野菜を季節を感じながら収穫し、味わうというのは、ある意味「贅沢」になったようにも思えます。
らっきょうの漬物は7月中ごろに食べごろになります。発送できるようになれば、お知らせする予定です。
 

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